1989年
横浜は海岸通りにあるデザイン事務所で働いていた。
毎日毎日夜中まで仕事、いや夜明けまでか。
今日も帰れない、そんな日が続いた。
毎日毎日夜中まで仕事、いや夜明けまでか。
今日も帰れない、そんな日が続いた。
夜中にそのビルの屋上に出て夜景をよく見た。
横浜の港が一望できた。
横浜の港が一望できた。
ベイブリッジは開通したばかりで、ランドマークタワーはまだ無かった。
観覧車の時計は回っていた。
その時はいつもこの歌を聞いた。
飲みたいね。
そんな時もあるよね。
いや、酒は全然強くないんだが
なんか飲みたい
そんな夜があってもいいよ。
飲んだってあの時みたいに徹夜しなくてもいいわけだし。
飲んだってあの時みたいに徹夜しなくてもいいわけだし。
寝てしまえばいいさ。
寝て忘れられるのなら。